姫路市飾磨区の鍼灸院、はりきゅう院TSUKAMOTOです!
当院では、身体の鍼灸治療・美容鍼・スポーツ鍼灸をメインに、痛くない優しい塚本式鍼灸治療を提供しています。
今日は女性に多い股関節痛について書いていきます!
股関節痛はひどくなれば、人工関節をいれる手術になるかもしれません。
手術しても、可動域や日常動作など100%戻りません。
そうならない様に、しっかり最後まで読んでください!
股関節の構造について
股関節は、骨盤と大腿骨をつなぐ関節です。
関節の形は、臼関節(球関節)という形になり様々な方向に動く関節です。
股関節の曲げ伸ばし。外転・内転。外旋・内旋。と
すべての、方向に動く自由度の高い関節になります!
すごく機能が多い関節なの股関節を動かす筋肉が多く
構造が非常に複雑になっています。
また、股関節は歩行する時に重要な役割をしています。
そのゆえ、怪我や痛みを生じる事が多い場所で
毎日、体重がかかり酷使する関節ですので一度
痛みが出始めると自力ではなかなか痛みが取れなかったりします!
股関節痛の原因
痛みがでる原因大きく分けて3つあります
①筋肉の痛み
②靭帯・関節包の痛み
③骨や軟骨の痛み
①筋肉の痛み
股関節の前、後ろ、外側、内側と全方向に筋肉が付着しています。
股関節を前側に曲げる動きの時は、前側についている筋肉だけ
動くわけではなく、すべての筋肉が微調整しながら股関節を曲げています!
その一部の筋肉が凝り固まってしまったり、
激しい運動で筋肉を傷めてしまったりして痛みが出る事があります。
たくさんの筋肉で微調整しながら股関節を動かしているため
一つの筋肉でも悪くなると、関節がスムーズに動かなくなり
痛みが出てきてしまいます!
②靭帯・関節の痛み
靭帯も筋肉と同じように、股関節の前、後、外側、内側と
全方向に付着しています!
靭帯の役割は、可動域の制御です。
関節が脱臼しないように、靭帯で止めています。
靭帯が断裂する時は、脱臼する事が多いです!
柔道やサッカーなどのコンタクトスポーツや
交通事故などの外力により発生したりします。
③骨・軟骨の痛み
股関節は、複雑なつくりをしていて体重を支える関節ですので
骨や軟骨でのケガや病気は少なくありません。
代表的なのが、変形性股関節症です。
これは、軟骨がすり減ってしまって骨まで変形し
可動域制限や痛みが出たりします。
変形が進行すれば、人工関節の手術をしなくてはならない病気です。
変形性関節症が起こる原因として、
加齢もありますが、日常生活での股関節部への負担がかかっていた事や
歩行や姿勢が悪い、先天性股関節脱臼などがあります。
股関節周囲の筋肉が疲労や凝りで慢性的に動きずらくなって
関節の動きがスムーズに動いてないと、軟骨に負担がかかり
だんだんすり減っていってしまいます。
また、歩行で内股などの悪い姿勢で歩いていると
やはり関節部分に負担がかかり軟骨・骨がすり減ってしまいます。
変形性股関節症は、女性の方の割合が多いです。
それは、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全といった
股関節疾患を持っている割合が多いからです。
他にも、大腿骨骨頭壊死症やリウマチなどでも痛み
が出る事があります。
股関節痛の治療
股関節痛を放置しておくと、変形性股関節症になり人工関節の手術
を行わなくてはなりません。 手術したから、痛みや制限が全てなくなる事は
少ないので、そうならない様にケアしていきましょう!
股関節を動かしている筋肉は、お尻、前太もも、腰の奥の筋肉になります。
ここの筋肉をしっかりケアする事で、股関節の負担を軽減する事が可能です!
腰の奥の筋肉は、指圧やストレッチでは届かない所です
鍼ならこの奥深くの筋肉にも直接アプローチする事が出来ます
鍼でしか奥の筋肉には届きません!
特に、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全のある方は
子供の時から股関節に負担がかかっていますので
定期的にメンテナンスを行う事がオススメです!
自宅でのセルフストレッチもするとより良いです!
太ももの前、後ろ、お尻の筋肉をしっかり伸ばしましょう!
太もも前のストレッチ⇓
膝を曲げお尻の下にします
太ももの前にストレッチを感じるまで身体を倒していきます
大丈夫な人は、寝転ぶ状態まで倒します。
※膝に痛みが出る人はやめましょう!
太もも後ろのストレッチ⇓
脚を前後に開き、前の足のつま先を上げ
お尻を突き出していくと足の付け根から
ふくらはぎの方までストレッチできます!
股関節のテニスボールストレッチも効果的です!
youtubeに股関節痛のテニスボールストレッチの仕方を
載せているので見てみてください!(^^
手術しても、痛みや可動域はある程度改善しますが
100%戻る事は少ないでのそうならない様にしっかりケアしていきましょう!
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